阪神、38日ぶり甲子園で勝利 福留3安打4打点で連敗3で止める

7回阪神無死、右越えへソロを放った阪神・福留孝介(右)は阪神・糸井嘉男とタッチを交わす=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神8-3DeNA」(1日、甲子園球場)

 阪神が7月25日以来、38日ぶりに甲子園で勝利を飾った。借金10を回避し、連敗を3でストップした。

 主役は福留孝介外野手。2点リードの七回、石田から右中間席へ特大の13号ソロ。1点ビハインドの五回は、無死一、二塁では左中間を真っ二つ。快足を飛ばして二塁まで走ると、本塁への送球間に三塁へ進塁。その送球が一塁側へ逸(そ)れるのを確認すると一気に本塁を駆け抜けた。大激走でダイヤモンドを一周。キャプテンの全力プレーで一挙3点を奪った。

 福留は初回、無死一、三塁でも左前に先制適時打。3安打4打点の大暴れだった。

 大山悠輔内野手の活躍も光った。2点リードの七回、1点を追加してなお1死一、二塁で石田から右前適時打。5月27日の巨人戦(甲子園)以来、今季3度目の猛打賞となった。

 投手陣は2番手の岡本洋介投手が、1回無失点で移籍後初勝利。4番手の藤川球児投手は日本球界通算700試合となった節目の登板で、1回を無安打無失点で抑えた。

 阪神は、長期ロードから甲子園に戻った8月28日からのヤクルト3連戦で3連敗。同31日のDeNA戦は雨天中止となり、8月は甲子園で未勝利となっていた。

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