青柳7回0封の快投 矢野2軍監督も太鼓判「1軍で勝てる」
「ウエスタン、オリックス3-5阪神」(25日、舞洲バファローズスタジアム)
あとは、声が掛かるのを待つだけだ。先発した阪神・青柳が7回を4安打無失点、8三振2四死球。前回登板に続く好投で、1軍昇格へ大いにアピールした。
初回と二回は安打を許しながらも危なげなく抑えた。三回は無死一塁から1番・後藤に左翼へ二塁打を浴びたが、味方守備に助けられ、一塁走者の生還を阻止。失点を逃れた。
1つずつ与えた四死球は四回と七回。同じ打者に許し「回の先頭だったので」と課題を口にした青柳だが、終わってみれば四回以降は相手打線を無安打に抑える快投劇。「スライダーでカウントを取れた」と満足そうに笑みを浮かべた。
前回登板した19日のウエスタン・中日戦では5回2安打無失点。2戦連続の“零封投球”に矢野2軍監督も「1軍で勝てる内容やったと思う」と声を弾ませた。
「(枠が)空いたところに、いつでも入れるように」と力を込めた青柳。1軍先発マウンドに上がる日も、そう遠くはなさそうだ。