飯田、26日巨人戦先発有力 1軍デビューで宿敵斬って救世主になる!

 阪神・金本知憲監督(50)が20日、21日からの中日戦(ナゴヤドーム)、巨人戦(東京ドーム)と続く長期ロード最後の6連戦に向けた意気込みを示した。現在借金「4」で、5勝1敗でいけば借金完済でロードを終えることが可能に。ローテの谷間となる26日の巨人戦は、7月にトレードで獲得した飯田優也投手(27)の1軍初先発が有力。先発陣のコマ不足という不安材料がある中、救世主としての期待がかかる。

 7月末からの長期ロードも、残りは21日から中日、巨人と続く6連戦のみ。借金「4」をロード中に完済するには5勝1敗が求められるが、そのためにも先発投手の奮闘が不可欠。救世主として期待がかかるのは、谷間となる26日・巨人戦の先発が有力な飯田だ。金本監督はこう話す。

 「(5勝1敗は)厳しい数字やけどな。日曜日の先発も決まってないのに。(飯田かと問われ)う~ん…どっちを推薦してくるか。初モノ(に近い投手)がいいのか…青柳という手もあるし(笑)」

 飯田は7月にトレードで加入後、ここまで2軍で3戦1勝0敗。18日のウエスタン・中日戦では5回2安打無失点と好投した。巨人との対戦はソフトバンク時代の14年に経験があるものの、26日の先発が決まれば、阪神でのデビュー戦が伝統の一戦という形となる。

 飯田と共に、青柳も26日の候補で、高橋2軍投手コーチは「(2人を)同等の評価で上に報告しました」と話す。香田投手コーチも「(2軍から)こう推薦がありましたと監督に報告して、とのことです」と、現状を踏まえて刺客を選択する。

 「(先発が)しんどいな。2週連続そうやもんな」と金本監督。日曜日は2週続けて馬場、岩田と炎上。まずは26日の巨人戦となるが、勝負の9月を考えても、飯田らにかかる期待は大きい。

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