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金本監督 ブチ切れ4連敗「ロサリオは全部を見失っている」セ唯一交流戦白星なし

 「交流戦、西武2-0阪神」(1日、メットライフドーム)

 完全な力負けだった。阪神は零封負けで今季ワーストタイの4連敗。原口を今季初の4番に据えるなど、菊池攻略へ組み替えた打線も奏功しなかった。再三の好機を逸し、試合後の金本知憲監督(50)は「いいかげんにしないと!」とブチ切れた。借金2で交流戦白星がないまま4位に転落。このままズルズルと落ち込んでいくわけにはいかない。

 もう我慢の限界だった。金本監督の言葉には明らかな怒気をはらんでいた。「あまりにもひどいわな、打線が。ピッチャーがかわいそうですよ。いいかげんにしないと」。ベンチの指示通りに動けず、フリースイングばかりで好投の岩貞を見殺しにした打線に嘆きが止まらない。

 原口を今季初めて4番に入れ、3番には大山を抜てき。スタメン9人中、8人の右打者を並べて打倒・雄星に臨んだ。初回無死一、二塁の好機を作りながら、大山はカウント1ボールから変化球をレフトへ打ち上げた。走者を進めることができず、続く原口は最悪の遊ゴロ併殺打。二回は先頭の糸井が内野安打で出塁し、相手のミスで三塁まで進んだが、中谷、ロサリオ、江越が3者連続三振で好機を逸した。

 極めつきは五回、無死三塁から西武は内野陣が1点OKの深い守備隊形を敷いたが、ロサリオはボール球を振り回して三振。続く江越はカウント1ストライクからセーフティースクイズを試みたが、失敗した。

 「ロサリオのところなんか、当てれば1点入るところだから。彼は今、全部を見失っている。せめて、あそこはセカンドゴロ、ショートゴロ、サードゴロでいいんだから。考えてくれないと。こっちも指示を出しているんだから」と指揮官は明かし、江越についても「全部は言えませんけど、(サインの)見落としは間違いないです」と説明。ベンチとグラウンドで何らかの意思伝達のミスがあったもようだ。

 昨季リーグNo.1の531四球を選んだ猛虎打線。だが、今季167四球は現在リーグ4位と落ち込んでいる。ボールの見極め、ケース打撃、チームが勝つために必要な打撃ができていない。長引く低迷から各打者が冷静さを失い、個人の数字だけを追い求めて打席に入っているようにさえ映る。

 「とにかく手を打たないといけない。手は打っているんだけど、一人一人が意識を変えないと」と金本監督。今季2度目の4連敗で4位転落。借金は2に膨らんだ今、チームの勝利に何が必要か、何をすべきか-。見つめ直さなければならない。

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