ロサリオ、値千金弾 20試合ぶりの2号アーチ「あの球を待っていた」

敵地での3連敗を阻止し、健闘をたたえ合う阪神ナイン=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)
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 「広島2-4阪神」(30日、マツダスタジアム)

 阪神が主砲・ロサリオの一発で延長戦を制し、広島相手に同一カード3連敗を阻止した。

 延長十回、先頭の植田が左前打でチャンスメーク。1死後、4番・ロサリオが、1ボール2ストライクから4球目、真ん中高めの直球をフルスイングした。打球は左翼コンコースに飛ぶ特大の決勝2号2ラン。1日の巨人戦(東京ドーム)以来、20試合88打席ぶりとなる値千金の一打となった。

 ロサリオは「チームを勝利に導けることができて本当によかった。あの打席であの球を待っていた」と喜んだ。

 この日はそれまで3三振を含む4打数ノーヒット。一塁の守りでも初回にファウルフライの目測を誤り、失策するなど、散々だった。それだけに、名誉挽回の一発に「しっかりといいボールを打つことを考えていた。それまではうまくいかなかったが、それも試合の一部と思って、切り替えてやった結果だったのでよかった。しっかりといい形で打てていると思うので続けられるように頑張りたい」と声を弾ませていた。

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