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“ゴジラ糸井”や! 浜風に勝つ打法「意識は松井さん」 YouTubeで研究

フリー打撃で右足を上げずにボールを待つ糸井 
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 阪神の糸井嘉男外野手(36)が、ゴジラ打法でオープン戦に初登場する。全選手の大トリとして、13日・ヤクルト戦(甲子園)に「5番・DH」で出場予定。12日は甲子園での全体練習に参加し、「意識は松井さん!!」と巨人、米大リーグ・ヤンキースなどで4番を務めた大打者を参考にフリー打撃では柵越えを連発した。浜風挑戦を掲げた2018年。「ドキドキ ワクワク」と、胸を躍らせて実戦に立つ。

 スタンスを肩幅ほどの広さに、つま先で立つように右足を上げた。上下動の少ないテークバックから、鍛え上げた筋力をインパクトに込める。今年初めての実戦出場を翌日に控え、糸井がフリー打撃で柵越えを連発した。「意識は松井さん!!」。浜風克服を誓った新打法がベールを脱ぐ。

 「しっかりと振り込めましたし、トレーニングもできた。自分のペースでやらせてもらって、ありがたかったです。感謝していますし、あとは実戦で状態を上げたいですね」

 開幕まで3週間を切った。「優勝」を口にするシーズンが近づく中、前夜は動画サイトYouTubeの視聴に没頭。「5時間は見た」と巨人、米大リーグ・ヤンキースなどで4番を務めた松井秀喜氏のフォームを脳裏に刻んだ。即実践に「全くできんかった…」と苦笑いだが、明確な意図が見え隠れする。

 「浜風に負けない筋力アップ」をテーマにオフは、フィジークの日本チャンピオンと肉体改造に着手。鋼の肉体にゴジラ打法を吸収すれば、幾度となく柵越えを拒んだ“強敵”に対抗できる。松井氏が巨人で記録した332本塁打中、甲子園では25本。ホーム、ビジターの違いで単純計算できないが、同じ右投げ左打ちの外野手として参考にする部分は多い。

 13日のヤクルト戦には、主将・福留も出場する。ほぼベストメンバーで臨む一戦に、糸井は「5番・DH」で2打席に立つ予定。シーズンでも基本線では、ロサリオの後ろを任されることが有力だ。ただ、金本監督は打順について「シーズンに入っても一定とは限らない」とし1、2、3番も候補にして、残りのオープン戦でベストな布陣を探っていく。

 練習の最後には一塁アルプス席に立ち、階段ダッシュ。風を感じながら「仲良く付き合っていきましょ」と笑った。13日の同戦を皮切りに、今後は16日・楽天戦(静岡)以外は、遠征にも帯同して実戦の中で状態を上げる。チームも糸井も、いよいよ本番モードに突入だ。

 移籍初年度の昨年、キャンプ前に右膝関節炎を発症。開幕には間に合わせたが、「シーズンでツケが出た」と振り返る。今年はフルパワーで完走。万全の状態で“開幕”を迎える。「久々の実戦で、久しぶりに投手の球を見る。甲子園だし…ワックワク ドキドキしてるわ」。高鳴る鼓動を隠すことなく、2018年初打席に立つ。

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