金本監督CSもベテラン3人衆が軸「あの3人がしっかり背中で」
阪神・金本知憲監督(49)が11日、14日から甲子園でDeNAと戦うCSファーストSを「全員野球」で勝ち抜く意気込みを示した。CSでのキーマンを問われ「キーマンはみんなでしょう」ときっぱり。これまで通りの野球で勝負に挑む。
「スタメンも先発もこれ、これと決まっているチームじゃないので。うまくみんなが助け合えれば、補い合えればね。シーズン中みたいにいくしかないでしょう」
10日の中日戦でシーズンの全日程を消化。優勝こそ逃したものの、最終的には78勝61敗4分け、貯金「17」で2位という成績となった。主力のアクシデントによる離脱などもあった中、中堅や若手もうまく起用した戦いを、CSでも変わらず展開するだけだ。
もちろん、これまでも話している通り、軸となる3選手は同じ。「あえてキーマンを挙げるとすればあの3人(福留、鳥谷、糸井)ですよ」。まずこの3人が期待通りに働いてくれることが大前提での、全員野球となる。
「あの3人がしっかり背中で、結果で、全部で引っ張ってくれて。先発が5回、6回きっちり投げてリリーフにつなぐ。本当に全員ですよ」と金本監督。12日から全体練習を再開し、下克上日本一に向けた第一関門突破へムードを高めていく。