“ふてほどコンビ”が再タッグ!河合優実×クドカン 2028年前期朝ドラ「ほんのモキチ」歌人・斎藤茂吉の妻がモデル
NHKは4日、東京・渋谷の同局で、2028年前期の連続テレビ小説の制作を発表した。タイトルは「ほんのモキチ」に決定し、日本を代表する歌人・斎藤茂吉と妻・輝子をモデルにした不仲な夫婦を描く。主演は俳優の河合優実(25)が務め、脚本家の宮藤官九郎氏(55)が13年前期の「あまちゃん」以来、15年ぶりに朝ドラの脚本を担当。24年のTBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」で話題を集めた2人が朝ドラで再タッグを組む。なお、27年度後期の作品は未発表だが、同局は「うちの方が早く決まりましたので、早く発表しました」と理由を明かした。
朝ドラで“ふてほどコンビ”の再タッグが実現する。宮藤氏が脚本を務め、国民的話題作となった「不適切にもほどがある!」で河合は主人公の不良娘を好演し、第49回エランドール賞新人賞を受賞。今度はクドカン作品で朝ドラのヒロインを担うことになり、「こういう舞台でご一緒できて運が良いなと。幸せです」と笑顔を咲かせた。
主人公の杜テル子は、歌人で医師の斎藤茂吉の妻・輝子がモデル。夫に献身的に尽くす訳でもなく、自分を貫いて「猛女」と称された女性だ。夫婦げんかのシーンも描くが、喜劇になっていることが大前提。制作統括の板垣麻衣子氏が「多面的な役柄を演じられる人」として河合を起用したと説明した上で、宮藤氏も「お芝居のキレ、思い切りの良さから真っ先に河合さんが浮かんだ」と絶大な信頼を明かした。
河合は25年前期の「あんぱん」で主人公の妹役を好演し、今作で2度目の朝ドラ出演。制作側から期待を受け、真ん中に立つことに「朝ドラはスケールが大きいものなので、手放しにうれしいだけでなくて、心臓がバクバクする。その事しか考えられなくなっちゃう魔力がある」と重責を感じつつ「今はやる気満々です!」と覚悟を示した。
来年秋のクランクインに向け、輝子の史実の資料を集め始めたところだという。「本当に魅了されていて、輝子さんの生き方に感嘆している。盛る必要がないくらい魅力がある方で、どうやって魅力を演じようか考えている」と語り、「まだ2年あるので、これから(自身)と重なる部分を見つけていきたい」と役作りに意気込んだ。
宮藤氏は「あまちゃん」以来、15年ぶりの朝ドラ脚本となる。作品名に込められた意味を「ほんの気持ちとかけた。気持ちは『気持ち多め』とか『ちょっと』という意味がある。医師としても歌人としてもすごい人なのに、輝子からしたら『ほんの茂吉なんだな』って」と説明。40個考えた中から選んだ渾身のタイトルだが、報道陣の反応の薄さに「大丈夫ですか?まだ変えられますけど」と焦り顔だった。
