阪神 ロジャースが5号2ラン、神宮では3発目「いいイメージで打席に入れた」

 「ヤクルト-阪神」(23日、神宮球場)

 阪神が2点リードの五回、ロジャースの2ランで2点を追加した。

 この回、2死から福留が四球を選んで出塁。昇格即、「5番・一塁」でスタメンに入ったロジャースが打席に入った。ヤクルトの先発・由規に対して初球、外寄りの126キロスライダーを狙った。フルスイングした打球は、中堅左のフェンスをギリギリ越えた。

 8月11日のDeNA戦(横浜)以来、出場17試合ぶりの5号本塁打。神宮では3本目のアーチとなった。同球場ではこの日の試合前までで19打数8安打6打点。打率・421、2本塁打だったが、相性通りの結果となった。

 「2軍でいい状態の時に呼んでもらえたので、いいイメージを持ちながら打席に入ることができているんだ。神宮球場ではよく打てているし、それがいい影響を与えているということも多少はあると思う。好調を維持できるようにベストを尽くしていくよ」

 四回にも左前打を放ち、先制点の起点となった。貴重な中押し点になると同時に、今後のポストシーズンに向けて、助っ人の復調は追い風になりそうだ。

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