阪神・青柳、五回途中5失点降板 5勝目権利目前で巨人打線につかまる

5回、宇佐見に2ランを浴びる青柳(撮影・棚橋慶太)
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 「巨人-阪神」(25日、東京ドーム)

 阪神の先発・青柳が2点リードの五回、巨人・宇佐見に同点2ランを浴びた。さらに2死一、二塁となった場面で途中降板。救援した岩崎が阿部に右前適時打を浴びるなどし、4回2/3を投げて6安打5失点でKOとなった。

 勝ち投手の権利をかけたこの回、先頭の橋本到に右前打を許した。続く宇佐見にボールが先行すると、3ボール1ストライクから5球目。内寄りの140キロをフルスイングされた。打球は右中間スタンド上段に飛び込む同点2ランとなった。

 切り替えて2死を取ったが、マギーに中前打を浴びると、坂本にはフルカウントから四球を与えた。一、二塁とし、阿部を迎えた場面でベンチは岩崎にスイッチ。継投策に出たが一、二塁間を破られ、勝ち越し点を許した。村田にも左前適時打を浴びてこの回5失点。青柳は序盤から粘りの投球を続けてきたが、五回に暗転。目前にあった5勝目の権利もスルリと消え、79球無念の途中降板となった。

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