福留、NPB250号は勝ち越し弾 八回には同点適時打
「DeNA-阪神」(12日、横浜スタジアム)
阪神が1-1で迎えた延長十回、福留の12号ソロで勝ち越しに成功した。史上61人目のNPB通算250本塁打に到達した。
この回、1死走者なしで打席に立った。砂田の1ボールからの2球目、真ん中低めの144キロをフルスイング。ライナー性の打球は左翼ポールのわずか右、スタンド最前列に突き刺さった。3試合ぶりのスタメンで、出場5試合ぶりの一発となった。
0-1の八回には、起死回生の同点タイムリーを放った。先頭の西岡が右翼線二塁打で出塁後、1ボール2ストライクと追い込まれながら、低めに沈み込む変化球をスイング。打球は助っ人右腕の足元を襲い、白球が右翼前へ転々としている間に二走・西岡が同点のホームを駆け抜けた。