新助っ人候補ロジャース、週明けにも合意 阪神との交渉認めた

 阪神が新外国人候補として獲得を目指しているパイレーツ傘下3Aのジェイソン・ロジャース内野手(29)が29日、米メディアに対して阪神と交渉中であることを認め、早ければ週明けにも契約合意に達する可能性を示した。2試合連続完封負けで、今季ワーストの7連敗を喫した金本阪神。救世主が待たれる。

 暗いトンネルの出口が見えてこない。2試合連続の完封負けで、連敗は今季ワーストを更新する7へと伸びた。42イニング連続適時打なし、今季初の同一カード3連敗を喫した中日3連戦で放った安打はわずかに10本-。打撃不振から脱却する兆しが見えない中、渦中の男が、はるか海の向こうで口を開いた。

 この日、阪神が新助っ人として獲得を目指しているロジャースが、一部米メディアの取材に対し、阪神と交渉中であることを認めた。野球サイト「パイレーツ・プロスペクツ」によると、阪神との交渉について「話し合っているが、まだ完全合意には達していない。(日本行きを)選択肢として考えている。今後のことは球団から発表があると思う」と発言。日本へ向かう可能性を示唆した。

 合意時期については「順調に行けば、週明けの可能性もある」と語ったという。28日に四藤球団社長はロジャース、そして保有権を持つパイレーツとの交渉が最終局面に入っていることを明かしていた。一夜明けたこの日は「昨日と一緒です。変わりはありません」と同社長。ただ交渉は順調に推移しているもようだ。

 ロジャースは米国時間の28日、3A・ダーラム戦に「4番・指名打者」で出場し、9号ソロを含む5打数4安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献。打率を・289へと押し上げた。阪神が獲得を目指していることが明らかになって以降も、3Aの試合に出場を続けている助っ人候補。仮に移籍がまとまれば、阪神にとっては確かなメリットとなる。

 実戦感覚を養ったまま来日できることで、就労ビザなどの諸問題がクリアされれば早期の実戦出場が可能。過去、途中加入した選手の例を鑑みれば、正式契約から1~2週間ほどで公式戦に出場している。コンディション次第では早期の1軍合流もありえる。

 新戦力に求められるのは勝負強さ、長打力だけでなく、起爆剤的な役割も。復調へのきっかけが見いだせない今、ロジャースへの期待感は日増しに高まっている。

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