阪神ドラ2小野7回2失点力投もプロ初勝利ならず

 「交流戦、阪神-日本ハム」(4日、甲子園球場)

 阪神先発のドラフト2位・小野泰己投手(23)=富士大=が、7回5安打2失点でマウンドを降りた。

 失点したのは、1点リードで迎えた六回のみ。1番・西川に左前にはじき返され出塁を許すと、犠打で1死二塁とされた。続く3番・レアードに、フェンス直撃の適時二塁打を浴び、同点とされると、なおもピンチの場面。今度は、4番・中田に中前適時打を許し、逆転を許した。

 今季3度目の先発マウンドとなった小野は、プロ入り後最長となる7回を投げ抜いた。103球の力投で、日本ハム打線を5安打2失点。7個の三振を奪い、粘り強さを見せつけたが、プロ初勝利はならなかった。

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