阪神メッセンジャー、中5日登板は六回途中降板 勝ち星スルリ

6回、降板するメッセンジャー=京セラドーム
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 「阪神-ヤクルト」(6日、京セラドーム大阪)

 先発した阪神・メッセンジャーは、5回1/3を投げて7安打4失点。毎回先頭打者の出塁を許す苦しい投球で、粘りの投球を続けたが、六回につかまり無念の途中降板となった。

 初回を無失点で切り抜けると、裏の攻撃で4点を先制。大量援護を受けながら、丁寧な投球を心掛けた。二回は畠山の三塁内野安打と死球、谷内の左中間二塁打で1点を失った。なおも無死二、三塁を背負ったが、館山を湯ゴロに。大引、坂口を連続三振に斬って追加点を許さなかった。

 だが、六回。先頭の中村に右前打を浴びると、谷内に四球を与えて一、二塁。代打大松は空振り三振に抑えたが、続く大引に131キロスライダーを拾われた。左前適時打で追加点を献上。走者2人を残して、ここで交代を告げられた。

 「全体的にボールが高く、コントロールすることができませんでした。ボールが先行してしまい、野手が守りやすいリズムをつくれませんでした」

 高橋が坂口を中飛に抑えたが、代わった桑原と山田の対戦。打ち取った打球が、ふらふらっと中堅前飛んだ。中堅・糸井が、必死の追走でスライディングキャッチを試みたが、無情にも白球がグラブからこぼれ落ちた。適時二塁打で同点に追い付かれた。

 3年連続4度目となった開幕戦登板、3月31日の広島戦(マツダ)では、5回7安打4失点(自責2)で今季初勝利。この日は中5日の登板で126球、リードを守ることができなかった。

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