乱闘騒ぎで退場の矢野コーチ「一番は晋太郎を守るため」

 「阪神1-3ヤクルト」(4日、京セラドーム大阪)

 阪神-ヤクルト戦で五回、両軍が入り乱れる乱闘騒ぎが起こった。

 無死一塁で阪神・藤浪がボール2から、畠山に投じた3球目。スッポ抜けた球が畠山の顔付近を襲った。一度倒れ込んだ畠山が、マウンド方向へ。藤浪は帽子を取って謝ったが、一気に両軍が入り乱れての乱闘騒ぎとなった。

 先に手を出したヤクルト・バレンティンと、応戦した阪神・矢野作戦兼バッテリーコーチが退場に。両軍に警告試合が通達された。矢野コーチの退場は通算3回目(現役時代は1998年6月25日・中日戦=審判員への暴行、2006年8月10日・横浜戦=審判員への暴行の2回)。

 矢野コーチは試合後、努めて冷静に「一番は晋太郎を守るため。その中でバレンティンがオレの所にきて、それで応戦してしまった。お互い、乱闘しようと思ってやっているわけじゃないけど。向こうは向こうで畠山を守るというのもあっただろうし。こっちもチームとして投手を守ってあげないといけない。勝ちたかったね」と振り返った。

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