「楽天-ソフトバンク」(4日、Koboパーク宮城)
楽天の嶋基宏捕手が六回、デスパイネのバットが後頭部を直撃し、担架で運ばれるアクシデントが発生した。
六回1死一、二塁の好機で、デスパイネは初球のフォークを豪快に空振り。このフォロースルーで左手だけで持ったバットの先が嶋の後頭部から背中にかけて直撃。嶋はその場で後頭部付近を抱えてその場に倒れ込んだ。
担架に乗せられた嶋だが、無表情で上を向いたまま。梨田監督ら首脳陣も心配そうに、まったく動けずに処置を受ける嶋の顔をのぞき込んでいた。
途中退場した嶋に代わって、今季から楽天に移籍した細川がマスクを被り、試合は再開された。