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原口お目覚め1号「やっとしっかりスイングした中で打てた」

 9回、3ランを放ちナインとタッチを交わす原口(撮影・高部洋祐)
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 「オープン戦、中日4-8阪神」(17日、ナゴヤドーム)

 押せ押せムードが漂う中、阪神・原口文仁捕手(25)のバットがさらに観客を沸かせた。中谷が逆転打を放った直後。5-4となった九回2死二、三塁で打席に立った。中日4番手・佐藤の143キロ直球を捉える。打球は左翼ポール際に飛び込んだ。「やっとしっかりスイングした中で打てた」。ようやく出たオープン戦1号に胸をなで下ろした。

 まさにトドメを刺す一撃。「相手も逆転されて…。うまくスキを突けたというか。それはよかったと思う」。試合終盤に試合をひっくり返し、さらに追い打ちをかけたい場面。抜け目ない攻撃で相手を突き放し、勝負を決定づけた。

 この日は待望の一発を含め2安打。だが、持ち味である打撃は苦しんでいる。オープン戦での打率は・250。一塁に本格的に転向し、主軸打者として期待される原口としては物足りない。「(状態を)上げていかないと。結果も内容も」と鬼気迫る表情で話す。自身に求められるものは自覚している。

 金本監督も「ようやくね」と安ど。続けて「あれは勢いに乗って打ったようなホームランだけど、きっかけはなんでもいい。本人が一番、ホッとしたんじゃないかな」と思いやった。それでも、打球方向やバットへの力の伝わり方については「理想(の形)ではないと思うね、僕は」と分析。さらなる技術習得へ鍛錬を促した。

 原口にとってナゴヤドームは思い出深い。プロ初本塁打を放った球場でもあり、昨季は打率・414で3本塁打をマーク。「得意?少しある」と自身も認める。「いい結果を出せたのでこれからも結果を出せるようにしたい」と今季も暴れ回る決意だ。結果で応える-。思いの詰まったバットで、今季もファンに夢を届ける。

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