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藤浪 急ピッチ調整でトリプル“とり”ます!世界制覇&セ界制覇&200投球回

 高校時代、汗を流したグラウンドを背に坂道ダッシュを繰り返す藤浪(撮影・田中太一)
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 「トリ」プルで「トリ」ます!!阪神の藤浪晋太郎投手(22)が4日、大阪府大東市の大阪桐蔭グラウンドで自主トレを公開した。今年の“初投げ”ではWBC球を使用するなど、代表入りへ向けて調整。キャンプイン直後の実戦登板も視野に入れながら、超速調整で猛アピールする。2017年は、世界&セ界制覇&シーズン200イニング登板へ、フル回転の覚悟だ。

 テレビのインタビュアーの問いに、珍しく熟考モードに入った。酉(とり)年にちなんだ目標を-。虚を突く質問に思考を巡らせ、新年の誓いを力強く掲げた。「肩、肘が“飛ばない”ようにしたい」。WBCから5年目シーズンと続く2017年。藤浪はフル回転の覚悟を示した。

 言葉通りの行動だ。毎年恒例となった母校・大阪桐蔭グラウンドでの始動。キャッチボールや坂道ダッシュなど3時間、甲子園春夏連覇を達成した原点の地で汗を流した。初投げではWBC球を使用。日本代表に選ばれるか否かは流動的だが、「統一球に戻すのはすぐなので」と、選出に向けた準備を進める。

 「最高のプレーができる準備をしておきたい。チーム方針もあるので、まだ何とも言えないですけど。(2月)1日とは言わないですが、できるだけ早く実戦で投げられれば」

 1月中旬にもブルペン入りする予定で、キャンプイン直後の実戦登板を希望する。早めの調整を心掛けた昨年でも、2月11日の第3クール初日の紅白戦。いずれも例年より早く、急ピッチで調整を進める。すでに代表は19人の主力メンバーが発表され、残る枠は「9」。現時点で選出されるかは不透明だが、気持ちは3月の本戦に向いている。

 その先に見据えるのが、球団では14年・メッセンジャー以来となる200イニング登板だ。昨季はプロ入り後ワーストの7勝11敗で、防御率3・25。チームも4位と低迷した。「納得できない1年だった。頑張りましたと胸を張れるシーズンにしたい」。今オフはレンジャーズ・ダルビッシュとの合同自主トレに参加し、6キロの増量に成功した。体重は現在も維持しており、自身に対する期待は高い。

 「身長があるのでまだ増やせると思う。全体的に筋質力が上がると、球の威力やキレもよくなる。今まで以上に出てくると、自分に期待しています」

 元日に引いたおみくじは大吉。「最近、多く入ってるんですかね」と笑うが、幸先のいいスタートを切った。WBC世界一奪還から12年ぶりリーグ優勝と、フル回転でチームに貢献する覚悟だ。「イニングを投げれば他の成績は付いてくる。体に負担は掛かると思うけど、自己管理しつつそれができれば一番です」と藤浪。酉年に誓った未知への挑戦。“ぶっ飛ぶ”成績を残して、頂点に立つつもりだ。

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