北條 山田流ティー打撃継続で超成長だ!今オフも合同自主トレ参加で学ぶ

 今年1月、自主トレでヤクルト・山田の打撃練習を見つめる北條 
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 阪神・北條史也内野手(22)が25日、ヤクルト・山田流のティー打撃を来季も継続し、今季以上の成績を残すと誓った。今オフも山田らとの合同自主トレに参加予定で、さらなる成長のヒントを見つける考え。この日は大阪市内のホテルで行われたクリスマスパーティーに坂本と参加。同イベントの昼の部には今成、梅野も参加し、集まったファンとの交流を楽しんだ。

 今シーズンの活躍の裏には、徹底した準備があった。北條にとってそれは“準備の準備”といっていい。試合前のフリー打撃の、さらに前のティー打撃。全11種類の方法で、スイングの感覚を確かめていた。

 「バッティング練習の1球目からしっかり振れる準備を、ティーでしっかりできていた」。それがファームでも打ったことのない打率・273を記録できた要因でもあった。

 「自分の引き出しになりましたし、ありがたいです」。今年1月、ヤクルト・山田らと愛媛県松山市で行った合同自主トレで授けられた練習方法は、シーズンを通してのルーティンワークとなった。

 試合で打てなかった翌日は「(ティー打撃の)量を増やしてやってました」と感覚の調整にも活用できた。来季の目標に、全試合出場や2桁本塁打、打率3割を掲げる北條にとって、調子の波を少なくすることは必須。山田流ティー打撃は、もちろん継続する。

 2年連続トリプルスリーを達成したスラッガーとの合同自主トレは、今オフも年明けの1月10日からの参加が決定している。2度目となり、多少の余裕や慣れも出てくることで「去年よりは聞けるかなと思います」。さらなる“山田エキス”の吸収に意欲満々だ。

 質問は事前に準備しない。「一緒に練習をやっていくうちに、いろいろ聞きたいことが出てくると思う」。知りたいことが湧き上がってくれば、積極的に尋ねる考えだ。さらなる進化のヒントを探しに、北條が四国へ行く。

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