ロッテ佐々木が自主トレ打ち上げ「思い通りの時間過ごせた」

自主トレ中の佐々木(中央)
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 ロッテのドラフト1位・佐々木千隼投手(22)=桜美林大=ら9選手が24日、さいたま市・ロッテ浦和球場での新人合同自主トレを打ち上げた。佐々木は3日連続のブルペン入りでキャンプ・インへ備えた。

 「2月1日にはブルペンに入りたいですね」。佐々木がはやる心を抑えながらも、キッパリと言った。

 その右腕は準備万全だ。22日は捕手を座らせて42球。23日は立ち投げだったが、この日は15球の立ち投げを終えると、寺嶋寛大捕手が座り32球の本格的なピッチングだ。

 「まだ7割から8割で投げています。全然よくなかった。フォームもバラバラだし…」と振り返ったが、室内ブルペンには快音が響き渡った。

 相手を務めた寺嶋捕手は創価大出身の3年目で、ソフトバンクにドラフト1位で入団した後輩・田中投手の球を受けたことがある。

 寺嶋は佐々木をこう評した。「(田中は)バコーンという感じかな。(佐々木も)バコーンという球もあったけど、シュッシュッといった感じですかね。手元で伸びて切れがあった。コントロールもいい」。

 「アッという間に終わりました。思い通りの時間を過ごせました」と佐々木。先輩たちの練習を見て、「1つ1つ意味を持ってやっている。学ぶべきは学びたい」と貪欲だ。

 体重は減っておらず現在87キロ。「全体的にまだまだです」と黄金ルーキーはあくまでも前を見据えている。

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