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糸井、決意の黒髪でFA宣言 虎の誘い「すごくうれしい」

 取材に応じて笑顔を見せる糸井(撮影・持木克友)
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 オリックスの糸井嘉男外野手(35)が7日、国内FA権を行使することを表明した。金髪を黒髪に染め直して大阪市内の球団事務所を訪れた糸井は、FA申請書類を提出。阪神が獲得を目指すという報道を受け「選手として、すごくうれしい」と喜んだ。阪神は公示日の10日15時に糸井へ連絡する予定で、金本監督もキャンプ地の高知から緊急帰阪し、直接交渉に備える。

 ベージュのスーツ、茶色のネクタイに黒髪が映える。トレードマークの金髪から気分一新。「はやってるから」。糸井は照れ笑いで話題をかわしたが、サッパリとした黒髪が、決意を物語っていた。

 「今日正式に。1日にしますと言わせてもらってから時間がたちましたけど(背番号と同じ)7日だったので今日にしました。野手をやって10年。手を挙げてくれる球団があるかもしれないということで。そういう話はちゃんと聞いてみたいなというのはあります」

 約10分間の囲み取材は、終始和やかなムードで進んだ。だが「タイガース」というワードが出ると、その場は静まり返った。阪神が獲得を目指しているという報道を受けて、糸井はキリリと表情を引き締めた。「やっぱりそうやって言ってくださるのは選手としてはすごくうれしいことだと思います」。超人の、素直な思いだった。

 まだ交渉前。直接膝をつき合わせたわけではないが、虎の“ラブコール”に、心を揺さぶられていることは確かなようだ。オリックスからは4年18億円の提示を受けている。「余るぐらいの評価をしてもらっていると思います。トレードで来てすごい思い入れもあるし…FAするということは出る可能性もあるということなので」と複雑な心境ものぞかせた。しかし、残留の可能性を聞かれると「今はどうか分からない。お話をしっかり聞いて」と話すにとどめた。移籍か残留か。判断材料として「成長できる環境」を挙げる。

 「野手をやってまだ10年なので。まだまだ伸びしろがあると自分では思っている」

 阪神は公示される10日15時に糸井へ連絡し、交渉解禁日11日の交渉に備える。金本監督は10日中に高知から緊急帰阪し、交渉役として直接出馬する予定だ。すでに交渉場所のホテルも予約済み。Xデーは迫っている。

 「早い段階で決めないといけないと思っています。(メドは)ないけど、できるだけ」

 糸井流の気遣いで、早期決着を示唆した。「もっと成長できるところ」さえ見つかれば、スパッと決断する。

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