望月“打者・金本”と初対戦 課題…内角攻めきれず

 「阪神秋季キャンプ」(29日、安芸)

 阪神・望月惇志投手(19)が29日、ブルペンで打者・金本と“初対戦”した。全56球中、左打席に立った金本監督に対しては8球。捕手・原口はすべて内角を要求したが、投げ切れたのは1球だけ。若き右腕は「インコースに投げ込めるようなボールを磨いていかないといけない」と課題を自覚した。

 大きな期待の表れだった。望月が投げ込む力強い球に引き寄せられるようにして、指揮官は打席に入った。突然実現した超大物打者との仮想対決に右腕の手元は微妙に狂う。球は外にそれて、原口がミットを構える内角をなかなか突くことができない。現役時代をほうふつさせる、背番号6の迫力ある構えに19歳右腕が圧倒されたかのようだった。

 打者目線で望月の球筋を確認した将は「キャッチャーはずっと内角に構えていたけど、よう投げ切らなかったよ」と笑みを交えながら振り返ったが、高い評価は変わらない。「ばらつきはあるけど、抜けた球でもスピードはある。ボールに重さがあるような感じだから、少々コントロールミスしても、ボールの勢いと重さで(打者が)押されそうなイメージはある」と絶賛した。

 偉大な強打者と対峙(たいじ)した望月は「立っていただけたのはありがたい」と素直に感謝。他球団の現役に金本監督を上回る、もしくは匹敵する打者はなかなか存在しない。「試合での左バッターとの対戦を意識してやっていきたい」。この日の8球は貴重な財産だ。

 「ストレートの回転とか質を上げていきたい」と今秋のテーマを口にする望月。「バットがボールの下を通過するような、伸びのあるボールを投げたい」と理想の直球像を掲げる。次は金本監督を打席に迎えてもひるまない。今回の経験が背番号61を大きく成長させる契機となる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス