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金本監督「来年勝つためにやる!」ダメ出しから始まる秋

 歓迎の花束を手に、にこやかに宿舎入りする金本監督
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 阪神は28日、キャンプ地の高知県に入り、金本知憲監督(48)はミーティングで「来年勝つためにやる!」と宣言した。また、高代延博ヘッドコーチ(62)は「はっきり言って分かっていない」など、野球力が薄く映るチームの現状を酷評。キャンプ中は実戦形式の練習で「野球勘を養う」と予告した。ダメ出しから始まる超変革2年目の秋を来季の勝利へとつなげる。

 実りの秋とするために、やるべきことはいっぱいある。高代ヘッドの頭の中は選手の「野球勘を養う」ことで占められていた。「とにかく、俗に言う『野球を知っている選手』を増やさないといけない」と今秋キャンプの課題の一つを掲げた。

 4年ぶりBクラスに沈んだ今季を振り返ると反省点は多い。同ヘッドは「(選手の)野球勘が薄い」「はっきり言って(野球を)分かっていない」など、厳しい評価を口にした。それでも目的は明確だ。チーム宿舎で行われたミーティングで金本監督は「来年勝つためにやる!」と明言。すなわち、覇権を勝ち取るためのダメ出しスタートだ。

 今キャンプでは30日のシート打撃をはじめ、実戦も計4試合組まれている。金本監督は「多い方なの?朝から鍛える時間もたくさん取っているし、特に実戦重視という考えはないよ」とトレーニング、技術練習とのバランスを強調。それでも実戦形式の練習と実戦は例年よりも多く予定されている。

 金本阪神1年目は『超変革』の旗印の下、若手を積極的に起用したが、97失策はリーグワースト。記録に残らない拙守、拙走も数多くあった。高代ヘッドは「ただ、打てなかった。守れなかったではいけない。若いからといってもミスが多すぎる」と現状を看過することはしない。

 すでに指揮官がキャンプ中にタイブレーク方式の対抗戦を行うことを予告済み。1死一、二塁や無死二塁など、攻守ともにプレッシャーがかかる状況設定でメンタル強化にもつなげる。加えて、作戦面や守備隊形は選手たち自身が考えることで野球勘を養う。

 「ポジションを指示するにしても、言われるまで動かないのではなく、自分から動くようにならないと。逆にベンチから『そこまで前に来なくていい』というぐらいでないと」。高代ヘッドは具体例を挙げて、選手の本来あるべき姿を求めた。

 今秋の練習は昨秋より45分早めた9時15分スタートとなる。金本監督は「長々とやるつもりはないよ。できれば短い時間で集中して、しんどく…というか、時間だけ稼ぐような練習にするつもりはない」と説明。効率化を求める中で、心身プラス野球勘も鍛え上げる。ダメ出しから始まる今秋の鍛錬が、4位からの巻き返しにつながる。

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