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高卒ルーキー・望月153キロ鮮烈デビュー 金本監督「大器の片りん見せた」

 9回、初めての甲子園のマウンドに立ち、力投する望月(撮影・田中太一)
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 「阪神6-0巨人」(1日、甲子園球場)

 圧巻のデビューだ。今季最終戦。4番手として6点リードの最終回に登板し、金本阪神1年目を締めくくったのは、高卒ルーキー・望月だった。1回を1安打無失点。自己最速を更新する153キロの剛球で見る者に衝撃を与えた。

 「ミットしか見えないくらい集中していた。(甲子園は)ファームで投げたことがあったけど、その時よりもファンがいっぱいいて、いい雰囲気だった」

 大きく息を吸い込み、吐き出す。プレッシャーと戦いながらも、落ち着いていた。先頭・ギャレットへの3球目、高めに外れた直球が153キロを計測。最後は外角直球で空振り三振に仕留めた。代打・亀井にもファウルとなった4球目に153キロ。左前打を許したが、中井、堂上を内野ゴロに打ち取った。駆け寄ってきたナインに囲まれ、19歳のあどけない笑顔がはじけた。

 鮮やかな初登板に金本監督も「やっと投げるタイミングができて…。153キロ?1イニングだけとはいえ、高卒新人でなかなか出せないと思う。大器の片りんが見えたね」と賛辞を惜しまなかった。

 引退する福原に影響を受けた。2軍では数週間、キャッチボール相手を務めた。「福原さんを見ながら体の使い方を意識していた。左足を相手の方向に向け、右腕はしっかり上から下ろすように」。ベテラン右腕から理にかなった投球フォームを学んだ。そして、この日の引退試合。しっかり最後を締めて、花を添えた。

 初登板を終え、「そこで終わりじゃないので。(この経験が)来季につながるようにしたい」と、すでに前を見据えた右腕。来シーズンへ向けて、明るい希望の光となった。

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