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江夏臨時C太鼓判!金田開幕ローテや

 フリー打撃に登板した金田
 フリー打撃登板後、江夏臨時コーチ(左)と話す金田
 金田の投球に空振りする西田。右奥は江夏臨時コーチ
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 「阪神春季キャンプ」(4日、宜野座)

 阪神・江夏豊臨時コーチ(66)が、打撃投手に登板した金田和之投手(24)の投手としての基本となる本能的な部分に太鼓判を押した。ケージ裏から投球を見つめ、打者に打たせたくないという気迫の部分を、かつての自身と重ね合わせて高く評価。今季は先発でスタートする「江夏2世」に大きな期待を寄せた。

 今の時期は、打たれた、打たれなかったという結果じゃない。キャンプ4日目、投手陣の初の打撃投手登板。江夏臨時コーチが求めたのは、打たれたくないという投手の本能的な部分だ。ケージ裏から見つめ、強く伝わってきた気迫の持ち主は金田のものだった。

 「今日を見て、そういう気持ちで投げてるのは金田なんか典型的だよね。本能むき出しで放ってたよね。他のピッチャーは結構優しくて、野手の練習台になっていた感じがあったけど。やっぱりピッチャーは野手のお手伝いをしたくないもん」

 この日は9人が登板した中、金田は8番目にマウンドに上がった。西田に対し、26球を投じて安打性の当たりが4本という結果に。登板後に、ケージ裏で掛けた言葉について「『どうでしたか?』と言うから、『別に悪くないよ』と」と振り返ったが、うれしかったのは金田が見せてくれた本能。何より自分自身がそうだった。

 「自分も現役時代にそういうことをやったけど、3本いい当たりをされるとカチーンとくるよ。この野郎と。だから意識して(ボールを)落としたり、バットを折らせにいって、折るたびにニコニコ笑ったりね。それがピッチャーの本能」

 この日の金田はバットを折ったわけではない。ただ、負けん気がボールに伝わるところに、自身の若かりしころを重ね合わせた。不思議な縁で、江夏臨時コーチは大阪学院大高校出身で、金田は大阪学院大の出身。高校と大学の違いはあっても、先輩と後輩の関係だ。

 「(起用は)首脳陣が決めることでとやかく言えることじゃない。ただ個人的には後輩ということで、頑張ってもらいたい気持ちは大いに持っている」

 今季の金田は昨年の中継ぎとは違って先発でスタート。ローテの5、6番手を狙う立場だが、江夏臨時コーチが「(金田の良さは)順応性だよ」と評するように先発転向も不安視していない。「江夏2世」への期待が膨らんだ、第1クール最終日となった。

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