雨中の猛虎笑劇場!隼太が泥だらけに

 阪神は3日のDeNA(14)戦が、2試合連続の雨天中止となった。両日チケットは完売ながら、2日連続の中止。満員のファンのフラストレーションを、「虎のコント軍団」が和ませた。

 中止が発表されブーイングが起こる中、背番号5の今成が登場。“ゴメナリ”が打席で審判に猛抗議をしていると、今度は伊藤隼が仲裁役で乱入した。なぜか背負い投げをされた上に、ベースを一周。三塁コーチにはメッセンジャーがスタンバイ。高代内野守備走塁コーチのユニホームをピチピチに着た格好で、懸命に腕をぐるぐる回した。

 水しぶきをあげ、ヘッドスライディングで生還した伊藤隼。再度“ゴメナリ”に投げ飛ばされて、コントは終了した。びしょぬれで大爆笑を誘った伊藤隼は「今成さんと2人で相談しました。一緒に盛り上げられたらと思って」とコントの全容を明かした。

 今成も「せっかく来てくれたファンのために、僕らが一肌脱がないといけないと思った」とニッコリ。若虎の体を張ったコントが、長期ロード前の甲子園の留飲を下げた。

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