「阪神1‐7広島」(14日、京セラ)
早々に4番が消えた。阪神のマット・マートン外野手(31)が、三回1死満塁でストライク判定を不服として良川球審に詰め寄り、侮辱行為により来日初の退場処分を受けた。これで反撃の機運もしぼみ、4カードぶりに負け越した。連敗で、首位・巨人とは今季最大の9・0ゲーム差。和田阪神よ、このままズルズルと引き下がってしまうのか。
自分を見失っていた。納得のいかないジャッジ。マートンが激高した。良川球審に詰め寄り、至近距離でまくし立てた。退場のコールを聞いて、さらに感情はヒートアップ。和田監督、黒田ヘッドコーチの制止を振り切って叫び続けた。