藤浪を大絶賛!G007もマジ警戒

 「阪神春季キャンプ」(4日、宜野座)

 G007も黄金新人に異例の態勢を敷いた。阪神ドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18)に対して4日、巨人が異例のスコアラー3人態勢で視察に訪れた。今キャンプ3度目のブルペン投球を見守り、藤浪の開幕ローテ入りを確信。宿命のライバル球団にも、その怪物ぶりをまざまざと見せつけた格好だ。

 1人、2人、そして3人。三井統括ディレクターを筆頭に、森中スコアラー、三沢スコアラーと、ライバル巨人のスコアラーが宜野座のブルペンに集結。その熱い視線の先には、捕手へ力強い球を投げ込み続ける、背番号「19」の姿があった。

 これまで、巨人が1球団の視察に3人のスコアラーを送り込んだことは皆無だ。それだけでも、今季の阪神に、そして藤浪に対する警戒心の高さがうかがえる。

 この日の藤浪は、今キャンプ3度目のブルペン入りで、捕手を立たせたまま直球のみ50球を投げ込んだ。藤浪自身は「感触としては、ベストではなかったという感じ。良くも悪くもなかったですね」と、ブルペンでの感想を口にした。

 だが、その投球を見守った巨人スコアラーの感想は、全く違うものだ。三井統括ディレクターは「いいと思うね。スライダーがいいというのは分かっていたけど、ストレートも垂れない。打者の手元で伸びがある感じだった」と大絶賛だ。

 そして能見、岩田、メッセンジャー、スタンリッジに続く先発ローテにも言及。「4人は決まっているので、5番目、6番目に入ってくるんじゃないか」と、開幕ローテ入りに十分な力があると判断したようだ。

 今キャンプ3度目のブルペンで、藤浪自身の状態も上がってきている。中西投手コーチは「非常にいいバランスで、安定感が増している。抜ける球が少なくなってきているし、上からたたけている」と話し、開幕ローテへ向けての準備は、ここまでは順調のようだ。

 そんな周りの評価も、どこ吹く風。スコアラーの視線にも、藤浪は「別に、見てどうこう言われるレベルの球じゃない」と淡々だ。捕手を座らせての投球は10日以降の予定。それに合わせ、変化球を解禁した本格投球に移る。「今は直球とフォームの調整をしていきたい」と藤浪。真に他球団の度肝を抜くのは、まだまだこれからだ。

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