藤浪に開幕2カード目の竜戦先発プラン

 阪神のドラフト1位新人・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭=が、開幕2カード目となる4月2日からの中日3連戦(京セラドーム)でデビューする可能性が31日、浮上した。中西清起投手コーチ(50)は、黄金右腕について開幕までの実戦スケジュールを立てていることを明かし、オープン戦からセ・リーグ相手の登板で、藤浪にデータを収集させる考えを示した。

 藤浪伝説の幕開け‐。そこまでの道筋が徐々に明確な形を現し始めた。新人合同自主トレ、そして沖縄合同自主トレを無難にこなし、万全の状態で2月1日のキャンプインを迎える。だが中西コーチは「(実戦登板の)前倒しはない。2月中はないよ」と、従来の方針は変えないという。

 それも開幕ローテ入りへの明確なプランが存在するためだ。「開幕までに(対外試合で)4試合に登板できる。予定ももう決めている」。最終的な目安として6~7イニング、球数は80球をめどにし、クリアすれば先発ローテ入りとなる。

 問題はその日程だ。3月初旬には高知・安芸での練習試合が数試合組まれているが、首脳陣は藤浪を帯同させない方針。対外試合でのデビュー戦は地方球場を避け、同6日以降に行われる甲子園でのオープン戦が最有力となっている。

 そこから「中5、6日といった間隔で投げていって、どうなるか」(中西コーチ)。シーズンさながらのローテーションで、イニングと球数を伸ばしていく方針。2軍戦も含めて4試合を消化すると、開幕2カード目でのプロデビューという筋書きが浮かび上がってきた。

 オープン戦の日程を見ると、セ・リーグ相手の登板が多くなる。ただ、それさえも藤浪の糧とするつもりだ。「同一リーグだからといって、隠すことはしない。今はスコアラーのデータ収集も発達している」と、あくまで対戦相手ではなくスケジュールを優先させる。

 その上で中西コーチは「セ・リーグに投げた方が早く慣れる。(藤浪が)相手打者のデータを取れる」。あえてセ球団にぶつけることで、藤浪に勉強させる狙いもあるようだ。

 デビュー登板実現へ、キャンプでは慎重に配慮する。異例の投手コーチ3人体制を敷くほか「クールごとに藤浪の状態をトレーナー陣と確認し、次クールのメニューに生かす」と、“藤浪会議”を行う予定だ。

 これだけのプロジェクトが組まれるのは、期待の大きさであると同時に、これまでにローテ投手たり得るポテンシャルを見せてきた結果だ。2月1日のキャンプインは序章に過ぎない。壮大な伝説への序章に‐。

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