ボルソナロ氏、ブラジル極秘出国 米国へ、大統領選敗北受け
【サンパウロ、ワシントン共同】25日のブラジル大統領選決選投票で敗れた右派フラビオ・ボルソナロ上院議員が極秘に出国したことが27日、分かった。航空機で米国に向かっている。地元メディアが報じた。フラビオ氏は資金洗浄などの疑いで捜査対象になり、出国が禁じられていた。米国に亡命する可能性がある。米政府当局者によると、ビザ(査証)を発給し、入国を認める方針。
フラビオ氏はトランプ米大統領と良好な関係を築いたジャイル・ボルソナロ前大統領の長男。報道によると、トランプ政権はフラビオ氏の出国を支持し、亡命を認める意向も示している。トランプ政権がルラ政権に関税や制裁で圧力をかけてきたことを巡って冷え込む米ブラジルの関係がさらに悪化しそうだ。
出国の経路は不明。アルゼンチンのメディアによると、フラビオ氏はブラジル南部から陸路でアルゼンチンに入り、米国行きの航空機に乗ろうとした形跡がある。アルゼンチン政府はフラビオ氏が入国した記録はないとしている。ベネズエラを経由したとの情報もある。
