習近平氏、福田氏の遺族に弔電 日中政治文書の順守希望
【北京共同】新華社電によると、中国の習近平国家主席は27日、福田康夫元首相の死去を受け、遺族に弔電を送った。弔電で、日本の政権担当者が「上の世代の政治家の心血と努力」を重んじ、日中共同声明を含む四つの政治文書を守ることを望むと述べた。
日中共同声明は「一つの中国」を唱える中国の立場を十分理解し、尊重すると表明しており、高市政権に台湾問題の慎重な扱いを求めた形だ。福田氏は首相在任中の2008年に、四つの政治文書のうちの4番目の文書に署名。中国に関わりが深い政治家として知られている。
習氏は弔電で福田氏について「信義と責任感を持つ政治家」と称賛。「中国人民の古い友人」で「正しい歴史観を堅持」していたと評価した。
福田氏が4番目の文書、戦略的互恵関係の包括的な推進に関する共同声明に署名したことに触れ「両国関係の発展に向けた重要な原則を明確にした」と指摘した。
また遺族に、福田氏の遺志を受け継ぎ「中日友好事業に尽力されることを期待する」と表明した。
