浜岡原発訴訟、住民側控訴 静岡地裁却下判決に不服
中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の周辺住民らが3~5号機の運転差し止めを求めた訴訟で、住民側は5日、訴えを却下した静岡地裁判決を不服として控訴した。3~5号機は2011年の東日本大震災後、停止している。
住民側は同年提訴し、約15年間審理が続いた。南海トラフ地震に対する中部電の対策が不十分だなどと主張。今年1月に発覚した地震動データ不正を踏まえ、組織風土にも問題があると訴えていた。
10月27日の地裁判決はデータ不正について「技術的能力に疑念を抱かせる事実」と非難。原子力規制委員会による再稼働審査合格の見通しが立たず、訴えの利益がないと指摘し、実質的な内容に入らない「門前払い」をした。
