赤字区間ごとの協議開始 JR北海道と沿線自治体
国土交通省北海道運輸局は26日、乗客が少なく単独では維持困難とするJR北海道の赤字8区間を巡り、沿線自治体との区間ごとの協議を始めた。苫小牧市でこの日開いた作業部会では、8区間のうち室蘭線(沼ノ端-岩見沢)と日高線(苫小牧-鵡川)について、利用促進に向けた方策を議論した。
作業部会が開かれるのは今回が初めてで、冒頭を除き非公開。運輸局によると、部会では全国の利便性向上の取り組み事例を共有した。自治体からは、農作物などを輸送する貨物列車の重要性や、多くの学生が利用する生活路線の維持の必要性について意見が出た。
区間ごとの作業部会は本年度末までにそれぞれ3回ほど開き、具体的な改善策を取りまとめる方針。今後、JR北海道が観光列車の活用や、輸送体系見直しの具体策を示す。
