熱海土石流、来年3月判決 遺族ら賠償請求、静岡地裁
静岡県熱海市で2021年に発生した大規模土石流は違法な盛り土が原因だとして、遺族ら131人が土石流の起点となった土地の現旧所有者と県、市などに損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が17日、静岡地裁沼津支部(前田英子裁判長)で開かれ、全ての審理を終え結審した。判決は来年3月19日。
これまでの審理で、被告はそれぞれ責任を否定。土地の旧所有者「新幹線ビルディング」(神奈川県小田原市)の元代表取締役天野二三男氏(76)側は盛り土の造成業者や後の管理に問題があったとし、現所有者麦島善光氏(90)側は土地の購入時に旧所有者から盛り土は違法との説明がなかったと主張した。県と市の担当者はそれぞれ所管が相手方にあったなどとした。
