富士山シーズン終え4ルート閉山 山梨側17万人、外国人3割

 富士山は10日、今年の登山シーズンを終え、閉山した。静岡県側の3ルートと山梨県側の吉田ルートの計4本が7月に開山していた。山梨県によると、吉田ルートの通行者数は昨年比約2万5千人増の約17万人となった。今年から導入したオンラインの通行予約システムにより、登山者の国籍を初めて把握。日本人が68%、外国人が32%だった。

 登山者の増加は、登山口へ通じる有料道路「富士スバルライン」が、好天に恵まれ通行止め日数が減ったことが影響したとみられる。今年の通行止めは線状降水帯による終盤の4日間だった。

 4ルートとも来夏まで閉鎖となる。自然環境が厳しい冬季登山による事故を防ぐのが主な狙い。登山口付近で安全指導する山梨県職員「富士山レンジャー」の指導件数は1471件。雨具や防寒着の不備が多かった。

 2024年に入山料やゲートの開門時間など登山規制を始めて3期目。県の担当者は、今年から新たに医師の常駐体制を整えたことを踏まえ「これからも安全性を高めていく」と話した。

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