【近畿圏】賃貸物件の問合せが増えている鉄道路線…1位は「JR奈良線」 “学生の街”を通る路線が多くランクイン

株式会社LIFULL(東京都千代田区)が運営する情報サイト『LIFULL HOME'S』は、このほど「近畿圏で賃貸物件の問合せが増えている鉄道路線ランキング」の結果を発表しました。同ランキングによると、「JR奈良線」が1位に選ばれたそうです。

調査は、2023年1~6月の期間に近畿圏エリア(大阪府・京都府・兵庫県)で1000以上の賃貸物件問合せがある路線を集計し、2022年1~6月の期間と比較して並び替えランキング化したといいます。

【1位:JR奈良線(前年比:121.0%)】

近畿圏(大阪府、京都府、兵庫県)の鉄道路線のうち、沿線賃貸物件への問合せが前年から最も増加したのは「JR奈良線」(前年比:121.0%)でした。同路線は2023年3月に約14.0kmが複線化され、全線の所要時間が最大6分短縮。朝のラッシュ時の増発も行われました。

同路線と並行する「近鉄京都線(10位)」(同:109.9%)との比較では、近鉄京都線では「大久保」「久津川」「寺田」といったJR奈良線と接近する駅で問合せ数が前年を下回ったほか、近鉄京都線の「小倉」が前年比140.0%だったのに対し、JR奈良線の「JR小倉」では前年比205.0%となるなど、JR奈良線沿線にニーズが流れたエリアがあるといいます。

これらについて同サイトは、「JR奈良線の利便性向上に加え、今年3月の近鉄の運賃改定により、京都への運賃面でJRが優位になったことも影響しているかもしれません」と推察しています。

【2位:叡山電鉄叡山本線/神戸高速東西線(前年比:119.4%)】

続く2位には「叡山電鉄叡山本線」と「神戸高速東西線」(いずれも同:119.4%)の2路線がランクイン。特に注目は、京都市北部へ延びる「叡山電鉄叡山本線」で、起点の「出町柳(同:131.5%)」のほか、京都大学の学生が多く住む「元田中(同:131.5%)」や京都工芸繊維大学の学生が多く住む「一乗寺(同:139.4%)」などで問合せ数が大きく増加しています。

同サイトは、「コロナ禍で導されたリモート講義が2023年5月以降縮小されており、通学機会が増えた大学生が大学近辺に転居する動きが活発化している可能性があります」とコメントしています。

そのほか、同志社大学今出川キャンパスや京都府立大学、京都工芸繊維大学が立地する「京都市営地下鉄烏丸線(6位)」(同:114.4%)、立命館大学衣笠キャンパス付近を走る「京福電気鉄道北野線(7位)」(同:113.6%)、大阪府では、大阪大学豊中キャンパス最寄りの「阪大石橋前」を起点とする「阪急箕面線(9位)」(同:112.0%)など、近畿圏では「学生の街」を通る路線が多く並ぶ結果となりました。

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