上西小百合、百田尚樹氏らの佐藤浩市批判に苦言「安倍総理と全然関係ない」

 元衆議院議員でコメンテイターの上西小百合(36)が15日、ツイッターを更新。俳優・佐藤浩市(58)の発言を批判した作家・百田尚樹氏(63)らに対して「飛躍し過ぎている」と苦言を呈した。

 上西は「佐藤浩市さんが言った『体制側の立場を演じることに対する抵抗感』っていうのは多分演劇関係者の方なら“そういう考え方の人もいるよね”ってストンと理解できると思う」と指摘。「インタビュー見ても全然炎上するような案件じゃないから小学館や配給会社が『コメントしようがない』って静観しているのも当たり前」と持論をつづった。

 佐藤は漫画誌「ビッグコミック」に掲載されたインタビューで、首相役で出演した、かわぐちかいじ原作の映画「空母いぶき」(24日公開)について「体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残ってるんですね」と自身のスタンスを表明。「ストレスに弱くて、すぐにお腹(なか)を下してしまうっていう設定にしてもらった」という役作りの背景を語った。

 その発言に対して「安倍晋三首相を揶揄(やゆ)している」とする批判でネットが炎上。百田氏は「三流役者が、えらそうに!!」などと、12日夜から13日未明にかけて佐藤を批判するツイートを連続投稿していた。

 こうした一連の流れを受け、上西は「私は議員時代に劇場文化の発展に関する陳情を受けて下北沢の幾つかの劇場で舞台をみて、アングラ演劇関係者からも『歴史や文化』を聞かせていただいた」と、自身の“シモキタ文化”体験を披露。「だから、今回批判している百田さん達が飛躍しすぎているんじゃないかと思う。佐藤浩市さんのインタビューは安倍総理に全然関係ない話」と、問題視すること自体に違和感を示した。

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