大阪でバーレスクの世界を 美女ダンス&インスタ映え空間で人気

 「バーレスク大阪」でのショーの様子
 店内はインスタ映えしそうな空間が広がっている
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 東京で人気のナイトスポットとして注目を集める「バーレスク東京」が、今年2月に大阪に初上陸した。その「バーレスク大阪」では、クリスティーナ・アギレラが主演した映画「バーレスク」(2010年公開)の世界観をイメージした店内で美女ダンサーたちの臨場感あふれるパフォーマンスを見ることができる。

 バーレスクとは、女性のセクシーさを強調したショーのこと。薄暗い店内で艶かしくおどるイメージがあるが、最近はヒールやきらびやかな衣装を着て踊る華やかさや体幹、バランス感覚などを鍛えられるなどエクササイズとして女性に人気だ。同店でも女性客をターゲットとして女子会プランや女性客を無料で招待するレディースデイのイベントを行うなど、男性中心のスポットというイメージが徐々に変わりつつある。

 「東京と比べるとまだ割合が少ないですが、女性のお客様は2割くらいです。ショーのコンセプトとして女性から見ていやらしくないものを目指しています。現在はダンスが中学の授業で必須になったり、身近になっている。(ダンサーには)女性のあこがれる存在になってほしい」とディレクターの土井雅孝さん。同店に在籍するダンサーは練習生を含めて30名。SNS発信力の高い女性客を納得させるためにも、開店前には厳しいダンスレッスンや個人パフォーマンスのスキルアップに取り組んでいる。

 オープンから所属するりんさんも「ショーに対する意識はみんなすごく高いです。セクシーさを求めて来られた男性のお客様に対しては、セクシーだけじゃなくてかっこいいとか力強い女性を見てほしいし、女性のお客様には体のラインや化粧、しぐさのきれいさとか、私もこうなれたらと思ってもらえればうれしい」と話す。

 確かに、豪華なエントランスをくぐれば、シャンデリアや豪華なステージがあり、インスタ映えしそうな空間が広がっている。「今後は旅行会社とパッケージツアーを企画したり、地方や海外のお客様にも来ていただければ。大阪の安くておいしいものを食べて、昼はUSJ,夜はバーレスクに来てほしいですね」(土井さん)。女性を味方に、大阪の新たなる観光スポットを目指している。(デイリースポーツ特約記者・持井麻衣)

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