トヨタ、株主総会で新体制選任 近社長ら、稼ぐ力に重点

 定時株主総会を終え、取材に応じるトヨタ自動車の近健太社長=17日午前、愛知県豊田市
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 トヨタ自動車は17日、愛知県豊田市の本社で定時株主総会を開いた。4月に社長に就いた近健太氏や豊田章男会長ら6人の取締役選任案を可決した。会社側は、中東情勢の緊迫化など経営環境が不透明な中、稼ぐ力の強化に重点を置く方針を説明した。

 選任対象の6人のうち、新任は近氏の1人。前社長の佐藤恒治副会長は取締役から退く。社長交代は3年ぶりだった。今年は交通の便が良い名古屋市にも初めて会場を設け、出席株主の増加傾向に対応した。

 近氏は目指す車づくりについて問われ「仲間がどうやったら次のチャレンジをしていけるのか耳を傾け、背中を押すのが役割だ」と説明した。

 議長を務めた豊田氏は、トヨタの目指す在り方に関し「その時代に求められるものをつくってきた会社ではないかと思う」と語った。

 トヨタによると、3月末の株主数は127万2096人で、総会基準日として過去最多。2025年の総会の出席株主数は前年より約2千人多い6752人だった。

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