ベルギー 4ゴール快勝!8強進出 デケテラーレ「自分たちのサッカーをするだけだった」完全アウェーも誇り見せる

 「北中米W杯・2回戦、ベルギー代表4-1米国代表」(6日、シアトル)

 決勝トーナメント2回戦で、スペインが4大会ぶり、ベルギーが2大会ぶりの8強入りを決めた。国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会が米国代表FWフォラリン・バログン(25)=米国=に対し、レッドカードによる出場停止処分を猶予したことで注目された一戦。ベルギーはFWシャルル・デケテラーレ(25)=アタランタ=の2得点などで米国に4-1と快勝した。バログンは先発出場して無得点だった。

 米国のFWバログンの出場停止処分が猶予されたことで、異例の注目となった一戦。終わってみれば、ベルギーの冷静さが際立った。主将のティーレマンスは「ピッチ外の決定は、手の届かないところにある。われわれはピッチ上で語るべきで、今日はそれができた」と胸を張る。4ゴールの快勝で、2大会ぶりの8強入りを果たした。

 バログンの出場を喜ぶ米国サポーターに、冷や水を浴びせた。前半にFWデケテラーレがW杯初得点を含む2ゴールをマーク。9分に左からの折り返しに詰めて先制し、同点とされた直後の前半33分は左クロスを頭で合わせた。

 試合前日、今大会の米国で最多得点のストライカーが突如として出場可能になった。デケテラーレは「そのことについて、チームで話したのは5分」と明かし「自分たちのサッカーをするだけだった」と振り返る。一方、1点目をアシストしたラスカンは「公平だとは思わない。それで今日は(相手が運を使った分)僕らが少しラッキーになった」と率直に言った。受け止めはさまざまだが、落ち着いたプレーぶりは共通していた。

 ガルシア監督は周囲の雑音や相手の動向ではなく「最も重要なのは自分たち自身だ」と選手に伝えていたという。試合後はバログンと抱き合い「(騒動は)彼のせいではない」とも語った。「USA」コールが響いたアウェーの地で、“赤い悪魔”が意地と誇りを見せつけた。

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