1次リーグF組の日本は18日、米ナッシュビルで練習後、チュニジアとの第2戦が行われるメキシコ・モンテレイに入った。第1戦で日本はオランダと2-2で引き分けて勝ち点1、チュニジアはスウェーデンに1-5で敗れて同0。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは17位の日本に対して54位の相手だが、鎌田大地(29)=クリスタルパレス=は警戒を崩さなかった。
鎌田は油断も隙も一切見せなかった。オランダより力は劣るであろうチュニジアが相手だが、警戒心を最大限に引き上げてピッチに立つ。
チュニジアの監督にはルナール氏が就任。サウジアラビア代表監督時代にW杯予選で顔を合わせ、25年3月の試合では引き分けに持ち込まれている。日本を知っている監督であり、不気味な存在。鎌田は「引き分けた試合も覚えている。本当に難しい試合になる」と気を引き締めた。
よぎるのは22年カタール大会での反省。初戦で強豪ドイツを2-1で撃破したが、第2戦で格下のコスタリカに0-1で敗れて、1次リーグは厳しい戦いを強いられた。今回も格上のオランダと引き分けていい流れに乗ったからこそ、気の緩みが最大の敵。「前回のコスタリカ戦のような試合をしてしまうと、もう本当に勝ち点は取れずに終わってしまう」と教訓を胸に刻んだ。
オランダ戦では、小川のヘディングシュートが頭に当たったことでW杯初得点を記録した。前回カタール大会の1次リーグ第3戦のスペイン戦で、逆転勝利した際の三笘のライン上ぎりぎりのアシストが“三笘の1ミリ”として印象的なシーンとなったが、今回は“鎌田の1ミリ”が話題になっている。
「チームメートからもすごくいじられている。何でああなったのかを理解しているし、そのおかげで点が入ったので、みんなの過程が良かったんじゃないかな」。チームの雰囲気は抜群に良好。1次リーグ突破へ、目の前の一戦に全力を注ぐ。