MF中村敬斗 W杯デビュー弾!森保ジャパン北中米大会第1号 右足一閃!股抜き決めた「狙い通りのゴール」

 後半、同点ゴールを決め喜ぶ中村(撮影・中田匡峻)
 ゴールを決める中村(左)=共同
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 「北中米W杯・1次リーグF組、日本代表2-2オランダ代表」(14日、ダラス)

 強豪オランダと2-2で引き分けた1次リーグ初戦で、W杯初出場を飾った選手の活躍も光った。MF中村敬斗(25)=スタッド・ランス=は1点を追う後半12分に今大会日本の初ゴールとなる同点弾をたたき込む。ゴールマウスを託されたGK鈴木彩艶(23)=パルマ=は2失点したものの、決定機を幾度も防ぎ、ピンチを救った。

 中村は何度も激しく拳を握ってシャウトし、ピッチに膝から滑り込んだ。ダラスの日本サポーターの大歓声が降り注ぐ中、仲間から手荒い祝福を受ける。W杯初出場初得点が値千金の同点弾となった。

 とっさにアイデアがひらめいた。先制を許してから6分後の後半12分。ゴール左で久保からのパスを受けることを確信し、ゴールまでの道筋を描いた。「ファーに打つふりをしてニアというのはイメージできていた。狙い通りのゴールだった」。ゴール右にボールを蹴るとにおわせながら、対面した相手の脚が伸びたタイミングで腰をひねり右足でシュート。相手の股を抜いて、ゴール左隅に地をはうシュートを突き刺した。

 年代別代表でともに日の丸を付けて戦ってきた久保からのアシスト。23年6月のエルサルバドル戦でのA代表初ゴールも久保のアシストから生まれた。「今日も久保選手からのアシストでゴールを決められて感慨深い。しゃべらずとも『あーなんか(パスが)来るだろうな』というのがわかるんですよ」。久保とのあうんの呼吸で、今大会チーム初ゴールをたたき出した。

 19年夏に海外挑戦して7年が経過。今季はフランス2部で14得点をマークした。強豪クラブの選手と対峙(たいじ)しても物おじはしなかった。ゴールシーンで股を抜いたドゥムフリスもイタリア1部インテルの所属。「一見、力の差があるようなんですけど、ゴールが取れて良かった。やってきたことは無駄じゃなかった」と胸を張った。

 「チームとしても個人としてもすごい自信はついています。つきました」。その右足で世界の強敵をなぎ倒していく。

 ◇中村敬斗(なかむら・けいと)2000年7月28日、千葉県我孫子市出身。中学から三菱養和SCに所属し、18年に17歳でG大阪と契約。19年にトゥエンテ(オランダ)に期限付き移籍し、欧州でのキャリアをスタートさせる。シントトロイデン(ベルギー)、LASK(オーストリア)を経て、23年からスタッド・ランス(フランス)でプレー。23年3月の国際親善試合・ウルグアイ戦でA代表デビュー。180センチ、73キロ。

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