オランダぼう然ドロー ファンダイク「最悪」 後半44分、白星目前で鎌田に悪夢の同点被弾 クーマン監督は日本に脱帽「非常に強い」

 「北中米W杯・1次リーグF組、日本代表2-2オランダ代表」(14日、ダラス)

 2大会ぶりの出場となったFIFAランク8位で過去3度の準優勝を誇るオランダは、同18位の日本と2-2で引き分けた。

 試合ではいきなりチャンスを迎えた。前半2分、左サイドをリバプールのFWハクポが崩すと、中央のマレンへ。マレンが振り向きざまに強烈なシュートを放ったが、GK鈴木の好セーブに阻まれた。同32分にはカウンターからマレンがシュートを放ったが、谷口にシュートブロックされ、さらにCKからマレンがヘディングを放ったが、GK鈴木にセーブされた。

 前半終盤はピンチの連続。前半42分には中村に、43分には鎌田からのスルーパスを受けた上田にシュートを許したが、ゴールは免れた。

 後半は一気に試合が動いた。6分にFKからのはね返りから右サイドからのクロスに中央に構えていたDFファンダイク(リバプール)がヘディングでたたき込んで先制。35歳の主将の一撃が歓喜をもたらした。直前にファンダイクがマークについていた渡辺を押したようにもみえ、NHK解説の本田圭佑氏も「どうみても押してるやん。ファウル」と主張したが、判定は変わらなかった。

 同12分に中村に同点弾を許したが、同19分、左サイドから切り込んできた25歳のFWシュメルビル(ウエストハム)が左足シュートにゴールを揺らした。

 しかし、後半44分にセットプレーから鎌田大地にヘディングでたたき込まれて、同点に追いつかれ、イレブンは呆然とした表情を浮かべた。

 欧州予選を6勝2分けと盤石の成績で1位突破し、2大会ぶりのW杯の舞台に帰ってきたオレンジ軍団だったが、悔しい初戦となった。

 試合後、ファンダイク主将は「最悪だった。複雑な気持ちだ」と振り返り、クーマン監督は「両チームに多くの良い瞬間があった試合」とし、日本について「単純に非常に強い。良いチームだ」と、称賛した。

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