日本サッカー協会は12日、サッカーのW杯北中米3カ国大会に臨む日本代表のMF遠藤航(33)=リバプール=が、けがのため離脱すると発表した。追加招集選手は前線での起用が見込まれるMF町野修斗(26)=ボルシアMG=に決定。本職ボランチは遠藤が抜け、3人となった。
米ナッシュビルで取材に応じた山本昌邦技術委員長に、報道陣からは、なぜ追加招集選手が遠藤と同じボランチの選手ではないのかという質問が飛んだ。山本昌邦委員長は「皆さんが一番気になるご質問だとは思いますが、ピッチ上の中身に関しては、監督、全て現場のコーチングスタッフ、一任してますので次のチャンスがあるときに監督に伺っていただければ」と言及を避けた。
優勝までは8試合を要する長期戦。本職が鎌田大地(クリスタルパレル)、MF佐野海舟(マインツ)、MF田中碧(リーズ)の3人では少ない印象もうけるが、MF鎌田大地は「あんまり人数のことについては正直考えたことがない。実際中4日、5日あるんで、そんなにターンオーバーも僕自身は必要じゃないと思っている」と心境を明かした。
鎌田はプレミアリーグで普段から中2、3日の過密日程をこなしており「連戦を基本的に1年間やり続けてるので、人数っていうのにあんまりフォーカスはしてない」と心配無用を強調。「航君は航君ですごい特徴的な選手ではあったんで、痛いなとは思います。人数はそんなに…誰かけが人が出たりするとまた変わってきますけど。前回(カタール)も基本的には3人で回してたし、そんなに何かそこは考えてないですね」と続けた。
また、森保監督は所属クラブでのボランチプレー経験があるDF瀬古歩夢(ルアーブル)、DF板倉滉(アヤックス)を中盤で起用するプランも明かしており、瀬古は5月31日のアイスランド戦でボランチに入り、圧巻のプレーを見せた。その瀬古は「今までは全ポジション、センターバック含めてやるつもりでしたけど。もちろんそこには変わりはないが、(遠藤)航君がこうやって離脱したことによって、ちょっとだけ(ボランチのプレーが)明確になったかなっていうのは自分自身思っていますね」と、意識の変化を語った。