サッカーのW杯北中米3カ国大会に臨む日本代表の下田崇GKコーチ(50)が19日、千葉市内で取材に応じ、今回のメンバー選考でベテランGKの選出がなかった背景を明かした。
今大会で選出されたのは、鈴木彩艶(23)=パルマ=、大迫敬介(26)=広島=、早川友基(27)のW杯初出場組3人。1998年のフランスW杯をのぞいて、W杯経験者がいない顔ぶれは初となった。フレッシュな面々がそろうが、過去のW杯では川口能活、川島永嗣ら経験豊富なベテランGKがサポート役として選出されてきた。
下田コーチはベテランGKの選出を検討してきたことを認めた上で「今回の3人に関しては、この3人でうまく問題を解決できるできるんじゃないかと思った」と説明。これまでの代表活動でも友達感覚のような両関係を築いているという。
さらに「今は長友だったり、長谷部だったり、中村俊輔だったり、ベテランの経験あるコーチもたくさん入っている。そういうところでうまく解決していけるんじゃないかと思ったので、ベテランのGKを入れる選択にならなかった」と振り返った。5大会連続のW杯選出を果たした長友佑都(FC東京)についても「影響力は大きい。キーパーのプレーに関してというよりも、空気をしっかり読んで何をしなきゃいけないというのは、やっぱり彼の独特のパワーなので。そういうのには助けられると思う」と話した。