【ワシントン共同】米CNNテレビは16日、ウクライナのゼレンスキー大統領がカタールで18日に行われるサッカーW杯決勝の開始直前に映像で世界平和のメッセージを共有したいと要望したが、FIFAが拒否したと報じた。関係者の話として伝えた。
ゼレンスキー氏側は競技場の観客の前に映像で登場したいと要望。FIFAの否定的な反応に驚いたという。双方の話し合いは継続中だとしている。
ゼレンスキー氏はこれまで、政治分野の国際会議に加え、フランスのカンヌ国際映画祭や米国の音楽界の祭典「グラミー賞」の発表・授賞式にも映像で出演、ウクライナ支援を呼びかけている。