大迫、原口、古橋らが無念落選 森保監督「道作ってくれた素晴らしい選手も優先順位としてこの選考に」

 日本サッカー協会は1日、都内で会見を開き、W杯カタール大会(11月20日開幕)に出場する日本代表26人を発表した。主力が順当に名を連ねた一方で、森保ジャパンで最多タイの17得点をマークしている大迫勇也(神戸)が外れた。春先に相次ぐ怪我で1~2月のW杯予選以降、代表から外れていた。秋に入り復調の気配をみせていたが、無念の落選となった。

 また前回ロシア大会のベルギー戦でゴールを決めた原口元気(ウニオン・ベルリン)も落選した。原口はロシア後も常に招集、起用されてきた。複数のポジションでの起用が可能であることからユーティリティなプレーヤーとして、選出有力かと思われたが、成長著しい久保、堂安、三笘らアタッカー陣との争いに敗れた形となった。

 森保監督は「道を作ってくれた素晴らしい選手たちですが、これからと今、W杯での戦いをみたときに優先順位としてこういう選考となった。今回選んだ選手と同等の力をもっている。何が起こるかわからない。日本のために戦う思いを持ち続けてもらいたい」と語った。

 主な落選者は次の通り

 GK

 谷 晃生(湘南)

 DF

 瀬古歩夢(グラスホッパー)

 MF/FW

 原口元気(ウニオン・ベルリン)

 古橋亨梧(セルティック)

 旗手怜央(セルティック)

 町野修斗(湘南)

 大迫勇也(神戸)

 ◆過去のW杯日本代表落選メモ

 98年フランス大会(FW三浦知良、MF北沢豪) 岡田武史監督はスイス直前合宿に25人を招集も、当時の本大会登録メンバーは22人。会見で「外れるのはカズ、三浦カズ」と北沢、DF市川大祐とともに落選を発表。カズは金髪に染め上げて帰国した。

 ◆02年日韓大会(MF中村俊輔)

 足首の怪我が長引き、フィリップ・トルシエ監督の戦術に合わなかったこともあって無念の落選

 ◆06年ドイツ大会(久保竜彦) 腰痛、両足首痛などコンディション面の不安から落選

 ◆10年南アフリカ大会(MF香川真司)

 前年にJ2で得点央、この年もJ1で6得点と好調も選外。本大会にはサポートメンバーで同行した。

 ◆14年ブラジル大会(MF中村憲剛) アルベルト・ザッケローニ監督の構想から外れ、自身2大会連続出場を逃す。

 ◆18年ロシア大会(MF井手口陽介、FW浅野拓磨、MF三竿健斗) 直前の親善試合に招集されたメンバーから3人が外れた。大会直前にハリルホジッチ監督が解任され、西野監督のもとでの代表発表となった。注目された香川真司、本田圭佑、岡崎慎司の“ビッグ3”も選出され、“ノ-サプライズ”と評された。

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