ネイマールの“演技転倒”に批判が集中… “怪物”ロナウド「主審が彼を守るべき」
「ロシアW杯・準々決勝、ブラジル-ベルギー」(6日、カザン)
故障から復活したブラジル代表FWネイマールが物議を醸している。ここまで4試合で2ゴールの活躍だが、接触プレーで大げさに倒れる場面が多いと批判も集めている。
1次リーグのコスタリカ戦では一度はPKと判定されたプレーが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によって取り消された。メキシコとの決勝トーナメント1回戦でも、倒れた後に足を踏まれるとのたうち回った。それでも試合が再開すると軽快に走ってフル出場。メキシコのオソリオ監督は「世界中の子どもたちが見ているのに…。恥ずかしい」とあきれた様子で切り捨てた。
元ドイツ代表主将マテウス氏は「マラドーナもメッシもああいうことはしない。彼はサッカー界に必要な選手なのだから、演技はやめるべき」と忠告。一方「怪物」と呼ばれた元ブラジル代表ロナウド氏は「あれだけ相手に狙われたらたまらない。主審が彼を守るべきだ」と擁護する。
厳しいマークは「王国」のエースの宿命。6日の準々決勝、ベルギー戦では、振る舞いにも視線が注がれる。