本田圭佑、パラグアイ戦の出番なし ファン「完璧なポジショニング」皮肉ツイートも

12日、試合前にベンチからピッチを見つめる(左から)吉田、槙野、本田(撮影・堀内翔)
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 「国際親善試合、日本4-2パラグアイ」(12日、インスブルック)

 日本はMF乾貴士(ベティス)の2ゴール、MF香川真司(ドルトムント)のゴールなどで快勝し、西野体制初白星を挙げた。一方で、前の2試合で先発した本田圭佑(パチューカ)は出番がなく、しかも、後半からとはいえ日本の攻守が機能したことに、W杯初戦のコロンビア戦(19日)へ、どのような選手構成になるか注目される。

 ベンチスタートだった本田は、この試合は出番なし。ツイッター上では本田を不要とする代表ファンからの「MVPは本田圭佑 完璧なポジショニング」などと皮肉るツイートも見られた。

 本田はボールをキープできる点や、決定力が長所として挙げられる反面、走力、スピードのある展開に向かないとする指摘がある。一方で、8日に対戦したスイスと、W杯に出場しないパラグアイとでは、力量やモチベーション、試合に対する狙いも違う。

 この日のパラグアイ戦では、かつてC大阪でコンビを組んでいた乾と香川が絶妙な連携を見せた。西野監督は「しっかり崩した中で攻撃できたのが非常に良かった」と手応えをつかんだ様子だったが、本番でどのような決断を下すかが注目される。

 本田は6月13日に32歳となる。3大会連続のW杯をどのような立場で迎えるだろうか。

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