U23選手、監督らが合宿で募金活動
日本サッカー協会は20日、リオ五輪に出場するU-23日本代表が5月11日にガーナ代表と行う国際親善試合(佐賀・ベアスタ)を熊本地震のチャリティーマッチとして開催すると発表した。諸経費を除いた入場料収入など収益の全額を義援金として寄付する。田嶋幸三会長(58)は「鳥栖で試合をすることは何らかの巡り合わせ。可能であれば熊本から見に来られるようにしたい」と話し、被災した子供たちを招待する考えも示した。
合宿期間中には手倉森誠監督(48)や代表選手が街頭やスタジアムで募金活動も行う。東日本大震災で被災した手倉森監督は「代表には熊本出身の選手もいる。目いっぱいの力を注いで試合をする」と、復興の一助となる決意を示した。